1.はじめに
2020年より以前は、オンプレミス向けのデータベース製品が市場の大半を占めていましたが、AWSやAzure等のCloud市場が拡大するにつれ、Database as Serviceが市場の半分を占めるようになりました。今後は更に市場拡大することが明白です。
そんなリレーショナルデータベースの中で、複雑なクエリや大量データでも処理可能な上、無料で使用できるPostgreSQLの接続方法を記載します。
2.PostgreSQLのバージョン
PostgreSQLは、ローカル環境(ノートPC)にインストールしており、その情報を下記に記載します。
・OS Windows 11
・PostgreSQL PostgreSQL 15.2
データベース名 postgres
テーブル M_PREFECTURES
(都道府県のデータを登録するマスタを新規作成)
3.データソースの設定
リボンの「データを取得」をクリック→「PostgreSQLデータベース」をクリック→「接続」ボタンをクリックします。
下記情報を入力し、「接続」をクリックします。
・サーバー名に、「localhost」を入力します。
・データベース名に、「postgres」を入力します。
パスワードの入力を求めれますので下記内容を入力します。
・ユーザー名 postgres
・パスワード (PostgreSQLをインストール時に設定したパスワードを入力します。)
PostgreSQLに接続成功すれば、下記画面が表示されます。
「public.M_PREFECTURES」にチェックを付与し、「読み込み」ボタンをクリックします。
M_PREFECTURESに都道府県データを登録していますが「このテーブルは空です。」と表示されていますが気にせず進めます。
データペインに「public.M_PREFECTURES」が表示されています。
それでは、「データビュー」をクリックしデータを確認します。
都道府県データが表示されており、PostgreSQLからPower BIにデータがインポートされています。
4.まとめ
データソースにPostgreSQLを設定する方法を記載しました。
データ量が多くなればExcelよりデータベースの方がデータ管理が便利ですね。
他にもOracleやSQL Server、MySQL等がデータソースとして用意されていますので機会があればデータソースを設定してみてください。
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